PETによるがん検診のがん診断センター

検診のご案内

トップページ » 検診のご案内 » がんを発見する原理・診断の必要性

がんを発見する原理

がん細胞は正常細胞より増殖が盛んで、一般的に正常細胞に比べ3~8倍の糖分(ブドウ糖)を取り込む性質があり、PET検査ではこの性質を利用します。微量の放射線(ポジトロン)を放出する元素をサイクロトロンという装置で製造し、これに糖分(ブドウ糖)を合成してPET検査用薬剤FDG(フルオロ・デオキシ・グルコースの略)を作ります。この薬剤を静脈注射により体内に入れると、がん細胞にFDGが多く集まるため、がん細胞から放射線が出ている様子をPETで画像化し、がんの位置や拡がりなどを診断できるのです。

がん診断の必要性

難病とされるがんですが、早期(自覚症状のない状態)で発見できれば根治できる病気であり、その発見が早ければ早いほど治療による身体への影響は軽減され、経済的な負担も少なくて済みます。

1. 健康な方が一般的な検診として

ご自分の健康に不安は無いという方が、一般的な健診としてがん診断を受診されるのをお薦めします。働き盛りの方、責任ある職責にある方、さらなる飛躍を目指したいという方々にがんへの不安を解消していただきたいのです。

2. とにかくがん病巣がないか心配という方

ごく小さながん病巣は、数年かかって成長していきます。現在は健康体であってもどこかにがん病巣がないか不安という方へ、がん診断を受診されることをお薦めします。

このページの先頭へ